R3's Review 11
これは本当に同じ曲!? ここまで違う!劇的前後なRemixワークをセレクト!
Cheekah Bow Bow
[ That Computer Song ]
vengaboys
さて、今回から始まったある意味ネタ的なこのページ(笑)初回は、'00にリリースされたvengaboys の【Cheekah Bow Bow】をセレクト! vengaboys はオランダ発の4人組ダンスユニット。既に'01に解散してしまっているようだけど、爽やか...と言うよりお気楽なダンスポップでけっこう人気があった。ちなみにvengaboys で話題(問題?)になったRemixと言えばやっぱり【Kiss (Airscape Remix)】。最近になってもパクりモノがリリースされhitしちゃう程の完成度は流石Airscape 、もちろんそちらもオススメ。なのに今回こちらを選んだワケは...有名な方は選ばないという私の性格と、後々への布石を兼ねてます(後々はこちら)。同じような境遇なのに埋もれてしまうのは勿体ないしね(笑) では劇的前後を比較してみましょ〜。
前・・・実質的なOriginalであるXXL。懐かしいテクノ...というかエレクトロ?のようなピッピコ音に、架空のキャラ「Cheekah」のロボットヴォイスによるVo.が乗っかる。この力の抜け具合、彼ららしいです。コレが...。
後・・・こうなっちゃうTransa Remix! このメロディーはどこから出てきた!ってくらい脈絡がなく、元曲の名残は僅かに使われているロボットヴォイスのみ! こりゃもぅほとんどTransa のオリジナルと言っていいのでは...。という事で、エッジの効いた硬めのベースラインと畳み掛けるような怒涛のシンセメロ等、まさにこの頃のTransa らしい疾走感&迫力の曲に仕上がってます。6分弱しかない上にブレイクが2回あるのでさすがに展開が早いのが最大のネック。
ちなみにこれ、同じジャケデザインで紙ジャケのものもリリースされてるけどそちらにはTransa Remixは収録されてないので、購入の際にはご注意を。にしても、彼らはマック派なのかな? この曲のPVで『DJ ビ●ゲイツ!』が登場すると『Boo〜Boo〜!』とブーイングされた上にドツき倒されてめでたしめでたし...だ、大丈夫か?(汗) そしてもう一言。【Kiss (Airscape Remix)】は彼らの日本盤アルバムにボーナストラックとして収録されてるものの【Cheekah Bow Bow (Transa Remix)】はシングルにしか収録されてないというのは、リリースの時期的な問題か、単に収録時間の問題か、当時のAirscape とTransa の知名度の差から日本盤版権元のa社が見向きもしなかったのか...。やっぱり勿体ない〜! ('04.07.11)
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