R3's Review 9
何これ?妙〜!なイロモノ曲をセレクト!
INSALLAH
DJ BBS
イロモノ曲の第2弾は、ドイツの大手ディストリビュートレーベルZYXから'02リリースのお笑い系トランス(トランスか?)をチョイス! 鍵と鍵穴?にモザイクという見るからにアヤしい...と言うより良くわからないジャケに惹かれたけど、レーベル見て買うのやめようかと散々迷った(笑)だってZYXって表記してなくてもEditだったり曲自体の当たりハズレも大...いや、やめとこう...。DJ BBS ことRobert Eckert はオーストリアの人らしいけど、この曲を検索すると何故かロシア語(多分...)圏で多くヒットします。あちらでのウケは良かったようで(笑) 一応まだ通販での入手は可能なようなので欲しい人いたら...って、いないだろな〜(笑)
私のお気に入りはClub Mix! というかRemixは存在しないのでこれだけ。ポップなベースラインもポカスカと軽めなパーカスもそんなに特徴はないけど、この気が抜けるシンセメロディーと三三七拍子調に繰り返される『Insallah! Insallah! Insa〜Insa〜llah! llah!』というフィルターヴォイスがアホ! スローになっていく中間部は更にオカシく、妙にトライバルなVo.が入ったと思ったらそのままぶっ飛んでアホ全開なメロに! もー誰か止めてやれよ!って位笑える〜!! なワケで、笑いを求める人にはオススメ♪ ちなみにこのCDSにカップリングで入ってる【Emergency】は、尺八のような音色で哀愁メロの、普通のジャーマントランス。Silvio Morales RMXの方ならジャーマン臭さも控えめで普通に使えると思うので、こちらもまぁまぁオススメ。
そういえば私、これ買った帰りに電車の中で聴いてて吹き出しちゃった覚えが...ちょっと恥...(赤面) ('04.02.27)
Don't Laugh 2000
WINX
タイトル通り'00リリースのこちら、タイトルからしてミョ〜だけど中身はもっと変で、『ッハッハッハッハッハッハッハッ、ッハッハッハッハッハッハッハッ』という男性のサンプリングヴォイスを延々繰り返すという、変態サウンドここに極まれりといった感じのかなりオカシイ曲(一部では不気味とも言われてたり...汗)。Winx ことJosh Wink はフィラデルフィアを拠点に活動するテクノ〜ディープ・アシッドハウス界では有名なクリエイターDJで、自身のレーベルOVUMを立ち上げたりドラムンベースやロックのテイストを取り入れた曲を作るなど幅広い活動をしてる。ちなみに原曲の【Don't Laugh】('95リリース)も、リミキサーにSound Factory (=Junior Vasquez) やTony De Vit など大物が起用され大ヒットしてます。
とにかく笑ってるだけなので(笑)Mix紹介も簡単に...。まずMauro Picotto Mix、ぼよぼよした裏打ちと耳障りな程のリズム刻みが彼らしい、アグレッシブなMix。フランジャーと共にどこかに飛んで行けます。Azzido Da Bass' Studio 2054 Remix、軽く硬いキックに昔のテクノみたいなかなり懐かしいテケテケ音でエレポップみたいな感じ。Timo Maas Y2K Rework、これ本当はRework 1とRework 2があって、今回使ってるedel盤にも2曲収録されてはいるものの本当はどちらがどちらなのか判別できません。Editされてる方は4ッ打ちでなく、Editされてない方は4ッ打ち。その他は音使いや構成等ほとんど変わらずハードボイルド(謎)テイストのビッグビートで、4ッ打ちでない方がすごくカッコイイ! そして'95にも収録されてたLive Raw Mix、基本のビートに笑い声が乗ってるだけ...笑い声にフィルターかけたり左右にパン振ったりエコーかけたり早くしたり遅くしたり...アホなだけに笑える...。
ちなみに私も'95の方は持ってないし今から入手は不可能だと思うけど、Sound Factory Mixならa社が昔出してた〈PURE TRANCE〉シリーズのラストのVol.20に収録されてます。こちらなら中古等で見つかるかも?現に私は中古で入手♪ めちゃくちゃカッコイイですよ〜! ('03.03.28)
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