Original MixCD


香翠 -Kousui- Jade Edition
Mixed by Ilice, Cat#:EUROHEAD_i005B


01.Gintrnic (A Workship With Dopey Clay) / Caveman
02.New Forest (Original Mix) / Nylon
03.I Don't Care (BK Remix) / Tony de Vit
04.Temple Of Dreams (Dub Mix) / Future Breeze
05.My Dance (Ferry Corsten Remix) / Ransom
06.Look To The Sky (Triple Mix) / Sota fujimori
07.Infected (DJ Jean remix) / Barthezz  →review
08.Never Look Back (DJ Tiesto Remix) / Du Monde →review
09.You Put Me In Heaven With Your Touth (The Thrillseekers Remix) / Rhythm Of Life
10.Viola 2005 (Brisky Remix) / Moogwai
11.Krystal Dreams (Cosmicman Mix) / Sundawner
12.Call Of Tomorrow (Original Mix) / Sophie Sugar
13.Mind Circles (Original Mix) / ST.John vs Locust



 本来ならbeatmania IIDXランキングイベント用のものになるはずだった「香翠 -Perfume Of Emerald-」を再度練り直したもの。「Jade」ということであるが、単純に翡翠をくっつけただけで、MIX名だけ先に決めて作り直した。
 徹底的に練り直したのは収録時間。前回は青臭さを出してみたが、割と不評あったのも悲しい。しかし自分でも甘さを練り直しクラブでのプレイのようなロングランMIXを心がけた。実際のところは収録時間が80分を超え、細かくカットした部分もある。無論クロスフェードの部分はいじっていない。06はランキングイベント用に過去三曲をつなげたものでつなぎ易さを優先にした。ヴォーカルのトーンを変えない曲なので違和感は少ないだろう。余談だがthanderにInazumaもこう残してくれればワンパンチ入れられたのだが、それができてないあたりもDDのサントラにがっくりきた所と言える。このつなぎは次の曲の変態タムをかませたのだがきれい過ぎののあとだからかいまいちに聞こえてしまった。ちなみにInfectedをOriginal Mixにしたらがっつりアゲアゲで困った…。
 ジャケは表ジャケは和紙仕立て、今回は緑で良いの見つけたのでそれで作った。用紙が見つからずにジャケとしていまいち完成しなかった。実はそれが今回、賞品として発送が遅れた理由でもある。初期物はクリスタルの影がうまく出ずに困った。裏は光沢を出すと決めていたのでなおさら用紙選びに難産したわけだ。また、単純なモデリングだけに用紙さえ選べば、それなりの完成度になることも学習した(汗)
 MIXの焼き直しもさすがに初めてやったが、ここまで、びっくりする位難産になるとは思わなかった。最初に作ったのを凌駕しないことには自分で納得がいかないため、ヘビーなMIXになるのだろう。そこで思ったのが、トランスコンピの量販時期の仕事。一時期の代わり映えしないトランスコンピはどういう納得をして出したのだろうか?「同じだけどいいや〜」と単純納得できたのだろうか?どうあれそういう向上心低い答えはだしてほしくないが、今の一時期の廃れを見る限りそうであったのだろう。かなり残念だ。




Twisted Nyper
Mixed by R3 vs Ilice, Cat#:EUROHEAD_w001


 Artist / Title

Hardcore Side Mix by R3

 1. Pain On Creation / Hypnodisc
 2. Carbon Based / Ultimate Protection
 3. Oli G / Dark Bizness
 4. Sta*gazers / Is There Anybody Out There (Warp Brothers Remix)
 5. DJ A.M.S. / Hard Bass
 6. AMS / God Of Hell Fire
 7. Nemesis & A.M.S. / Don't Give A F*ck

Psytrance Side Mix by Ilice

 8. Space Tribe vs. Electric Universe /  The Asid Test
 9. Spectral Skunk / We Can Brake Everything
10. GMS / Fingers
11. 1200 Micrograms / Mescaline
12. Alien Project / Midnight Sun
13. Element / Just Dream
14. Astrix / Sex Style

 Euro-Headによる合作MIX第一弾です。前半はR3によるハードコアのMIX、後半はIliceによるサイケデリックのMIXになっています。テーマは合作ということで、表ジャケにR3の「TWISTED HEAD」とIliceの「Tight Nype」を合成した画像を使用し、他のデザイン面ではケースジャケットをIlice・レーベル面をR3が担当しています。ではそれぞれのMIX解説をどうぞ。
 Hardcore Side Mix by R3 今回はハードコアの「TWISTED」とサイケの「NYPE」をコンセプトに合作という事で、ハードコアでありつつサイケのようにアヤしい曲ばかりチョイス。それを念頭にフリーフォーム中心で...と思ったらあまり手持ちにイメージに合う曲がなく、だいぶ選曲に苦心しました。ところが、レーベルがダブらないようにと試行錯誤してやっと出来上がったMixの曲名を書き出したところで気付いたのが、5〜7曲目が全部AMS だったという事実(笑)そりゃ巧く馴染むワケだ〜。しかも私にとって初めてのハードコアのMixという事で、繋ぎ方がトランスそのまま。あまりハードコアっぽく聞こえないかも。更には納得のいくまで練習できなかったので またもやエフェクト一切使えませんでした。後から聞くと色々と弄りたい部分が多々...。色々と後悔の残る作品になってしまいましたが、兎にも角にもいい経験になったMixでした。ちなみにこの7曲の中で1曲だけハードコアじゃない曲があります。リミキサー名で判る人は判るかな〜。さて どれでしょう?
 Psytrance Side Mix by Ilice メインのポイントとして、ハードコアからサイケデリックに引継ぎを考えないといけない。そのため8曲目の前半はサンプリングを使い調整してある。Remixまではいかないが上手く馴染ませることができた。10曲目は手持ちで納得が行くネタがなく急遽iMSから購入して作った経緯がある。音質も悪くないので今後使えてしまいそうな手段だ。無線LANスポットで出先でもネタの補充が出来る時代を実感した。12曲目以降はユーロトランスとサイケデリックトランスの融合サウンドが中心となった。最初の段階ではL.E.D.の曲を使い「Tight Nype」「TWISTED HEAD」の収録曲に被せようかと思ったが、今ひとつ折り合いがつかずにやめた。しかし、丁度家庭用10thの楽曲「Ixion」のスタイルに感動! 昔買ったのだが使い道なかった綺麗系サイケの素晴らしさを再確認した。後半はそのインスパイヤの元に選曲した。全体的に二転三転した展開で12→13などのつなぎが出来てみるとしょぼかった等の感じもあるが、新しい試みも出来たのでいい経験だった。これから先、他のクリエイターとコラボのMIX等も機会があればぜひやりたい所だ。



ë f a -fly Rave-
Mixed by dj Ilice, Cat#:EUROHEAD_i006


01.Explosion (Rap Version) / Digital Volcano
02.Can't Undo This!! / Maximizor
03.Going 2 Dance (Starr Gazer Mix) / trf
04.Twilight Zone / 2 Unlimited
05.Night In Motion (Battle Plan Mix) / Cubic 22
06.Nocturne (3 O'clock Mix) / T99
07.Take Me Away (Techno Mix) / Cappella
08.goodcool megamix (Sence〜Cyber Girl〜First Resolution)
09.Love Power / Gener 8
10.Dist It / Techno City
11.Get'em Up To R.A.V.E / Disconation
12.You Just Want Sex (Y & Co Mix) / Melanie Bender
13.Baby Baby...Don't Stop! / Maximizor
14.Drive U 2 Dancing (Long Drive Mix) / SamplingMasters AYA
15.James Brown Is Dead 2002 (Gary D Deaoly hard bass Mixx) / H.a.z.a.r.d.
16.Music Is Moving (Andy Whitby Remix) / Cortina 

 ëfaまさかの第二弾…ではなく、もともはと三部構成を考えていた。その二発目はいわゆるテクノレイヴサウンドを集めること。ポリシーとしてサブタイトル変えて一連としていきたい(まぁマトリクス方式ですな…)。でも、自分でも混乱しそうなので奥付には(2)と記してある。選曲に関しては、そのほとんどが10年どころじゃないくらい昔の曲がそろってしまった。すでに伝説となっている文化となっているが、丁度いいことにIIDXハッピースカイにおいて、その手のサウンドが復活している。当然ここは組み込んでみた。正直今聞いても艶やかなサウンドで、そこまで古い気がしないのも面白い。なにより当時は日本の豊かな才能が世界の最先端サウンドに拮抗していたのも注目だ。それを送り込んだ@社がもっともセンセーショナルな時期であったといえる。そのため@社のプロモ盤からの収録も多い(よって使ったアナログがほとんどプロモ盤なのでライナーのジャケット収録は止めた…)。
 今回収録にあたり手を加えたのが0814。08は前回のëfa同様にgoodcoolのアルバムから二曲をそのままつなげたのと最新の「First Resolution」を一つにまとめた。BPM調整と入りのつなげ易さにこだわりリファインした。「Sence」「Cyber Girl」は原曲よりアップテンポ。「First Resolution」はダウンテンポになっている。サントラ持っている方は聞き比べても面白いと思う。一つ一つの加工は簡単なので、気に入る再生速度を遊んでみると絶対はまる。当時はこの手のアーティストのアルバムには決まってメガミックスが入っていたので、そこもシミュレートした訳だ。14はPSP盤リッジレーサーのリミックスバージョンとリッジレーサー2のオリジナルバージョンを完全マージして調整した。つなげた所は見事倍音にになってて上手く怪しさが増えたりもしている。ただエンドパートまでは作らなかったのでやたらに継ぎが難しくなってしまった。作った自分でさえ危なげになってしまった。
 MIXのポイントは後ろに行くに従い年代が新しくなるように組んである。最後にいたっては2005年のリミックスである。もちろん選曲上若干差異はあるが、そこにこの辺の年代意識か?という所にゲーム出展放り込んでみた。ただMaximizor名義が二曲になったのはやりすぎたかな??とも思う。どっちも外したくなかったので入れたが「Tight Nype」でも実は同じミスを犯しているだけに進歩ない…。そういえばGENER 8も連続収録だ…。まぁ…出し切ったので許していただきい…。
 しかし今聞いてもマジでいい!@社のイベント「ジュリアナ21」も戦略しっかり練れば絶対面白かったと思う。この辺で当時の勢いはないのが伺える。




香翠 -Perfume Of Emerald-
Mixed by Ilice, Cat#:EUROHEAD_i005


01.Gintrnic (A Workship With Dopey Clay) / Caveman
02.New Forest (Original Mix) / Nylon
03.I Don't Care (BK Remix) / Tony de Vit
04.Temple Of Dreams (Dub Mix) / Future Breeze
05.My Dance (Ferry Corsten Remix) / Ransom
06.Never Look Back (DJ Tiesto Remix) / Du Monde →review
07.Infected (DJ Jean remix) / Barthezz  →review
08.Diamond Back (Original Mix) / Mekka
09.You Put Me In Heaven With Your Touth (The Thrillseekers Remix) / Rhythm Of Life
10.Viola 2005 (Brisky Remix) / Moogwai
11.Krystal Dreams (Cosmicman Mix) / Sundawner
12.Call Of Tomorrow (Original Mix) / Sophie Sugar
13.Mind Circles (Original Mix) / ST.John vs Locust



 今回のMixは本来ならbeatmania IIDXランキングイベント用のものになるはずだったもの。まず、リストを見ていただければわかると思うが、曲自体は古め且つ有名なものばかり。そして、Mix自体はかなり粗めで作ってある。実はコレでかなり考えて作ってみたのだ。
 「香翠 -Perfume Of Emerald-」というタイトル。後半も副題ではなく、これでタイトルとなっている。まずは漢字の方は完全に当て字。イメージは実はメロン記念日の曲「香水」からこういう当て字を考えていた(買ったわけではなく、テレビで見た(汗))。深い意味は後半の英文と重ねて作った。直訳すると「エメラルドの残り香」…さて、ひとつづつ解いて行こう。エメラルドは6月の誕生石、そう本来ならば6月の開催分の賞品として製作していたが、いまひとつ折り合いつかず、お蔵入りになっていた。残り香というのは当時稼動していたbeatmania IIDX REDが稼動残り少なかったことから、残念な意味をこめてつけた。またHappy Skyの期待の意味をこめて同系色のバックにもしている。「翠」という文字は実際ならネフライト等の「翡翠」のほうだが、あくまでエメラルドの緑を強調したかった。緑は初心者の意味でもある「グリーンボーイ」からとっている。まぁ一般的には馬鹿にしている言葉に取られてしまうので、隠したい意味合いもあったのだ。もちろん悪い意味で使ってはいないので理解いただきたい。さて、ここがMIXの解釈。クラブミュージックを始めるにしても、いきなり聞いたこともないようなダークな曲買う人はそうそういないと思う。初めはTVなどで耳にした曲からだろう。そういうことから知っている曲を沢山という選曲をした。MIXも実は私もほとんどやらないボリュームフェーダだけでやった。私が初めて買ったミキサーはクロスフェーダが弱くて使い物にならなかったし、イコライザやトリムもないという散々さ…。しかしビートマッチやキューイングの練習にはなった。つまりは「知っている曲買ったら次はMIX」をやりたかった。そういう不完全さも出したかったので外見も考慮した。CDケースの規格はCDシングルと同じスリムタイプの物になっている。あくまでイレギュラー、しかし当方の資産を使っているのでシングルカット的な意味合いとなる。ややこしいが…まぁ、ミニアルバムと思っていただければうれしい。何よりせっかくの曲をどうしても使う機会が欲しかった。Temple Of DreamsやInfected等どうしても有名になるにつれ嫌う人もいるが、「いい曲はいい!!」というのも主張したい。初心者が好きな曲を可能な限り買って、何とか集めた機材でありったけの表現して悪いことは一つもない!そろそろDJシミュレーションの一歩上をいっても面白いだろう!ということをこの一枚に収束させたかった。つまり、このクラスのMIXはトラクターDJやASIDなどのソフトを練習すれば出来るし、もっと上も出来ると思う。かといってアナログ環境ではBPM調整等も必須となってくる…となると練習は必須なのだ。あくまで踏み台になれる一枚としたかった。それでもDiamond Back (Original Mix)が絶対タイミングおかしい!等の指摘がR3嬢から出るなど想定外のしょぼさも出たのが厳しかった。選曲は完璧なようでまだまだ甘いということだ。やはりMIXは奥が深いとしかいえない。




TWISTED HEAD
Mixed by R3, Cat#:EUROHEAD_r003


    Artist             Title
 1. TOMOSUKE           Implantation
 2. MASA               Xembala
 3. Man With No Name   Teleport (Acceleration Mix)
 4. Tandu              Orca
 5. K.U.R.O.           Self Control
 6. Activate Morlack   Mississippi Growling
 7. Bushman            Rubber
 8. Hallucinogen       Gamma Goblins (GMS RMX)
 9. Astrix             Coolio (Infected Mushroom rmx)
10. L.E.D.             Nebula Grasper
11. Elixir             Furious



 今回のMixはIlice氏と同じく当方で企画したbeatmania IIDXランキングイベント用のもので、私...というかこのサイトでも初めてとなるゴア・サイケで作ってみました。企画モノと言う事でBEMANIから2曲をチョイスし、それを中心に構成する事に。そしていざ選曲という段階でふと気がついたのは...私、サイケのMixはほとんど聴いた事がないのでサイケってどんな展開をするものなのか知らない(汗)...ん〜...ま、いっか! という事で、聴きやすい選曲且つわかりやすい展開を目指して私の好きなようにやってみました〜。ちなみにタイトルは、うにうにびよびよなサイケサウンドで脳ミソTWISTED!状態を目指してつけました♪ では今回の解説を。
 まずは古めのゴアで入り。時代を感じるなぁ〜(^-^ 1.はドラムマニアに収録されていたゴア。原曲もかなり強烈だったが、最近発売されたアルバム(Ilice氏から拝借)では更に王道的なサウンドに作り直されている。2.は'95リリースの日本人産ゴア、最近のギター系サイケにも通じる先見の明はさすが! ここでは手動でパン振りしてみたけど、ちょっとタイミングが(汗) 3.、'96リリースの強烈なゴアで最初の山場を演出。当時この曲を知らない人はいなかったとまで言われる程有名な曲で、今でも使用に耐える程の完成度! ちなみに2.→3.は1分半くらいロングMixしてます。4.は'97リリースの曲、低音ゴンゴンが珍しい感じ。ここでちょっと盛り下げておこうと思ったんだけどIlice氏に「キレイに繋げ過ぎて持続になってる」と言われた...まぁ長めに取ってあるので仕切り直しにはなってるハズ。こちら3.→4.も1分以上のロングMix。
 ここからは脳ミソを揺さぶるドラッギーな曲を。5.は4.を受けて低音がうねりまくる曲をチョイス、凄まじいまでの重厚サイケだけどかなりミニマル入ってるのであきないように短めにした。ちなみにこれも日本人産。あ、4.→5.も1分半以上のロングMixだ...。6.は5.を受けてテッキーなサイケを。3拍子なのは珍しくて面白いけどMixのタイミングを合わせるのが難しく、何度も練習しました。ブレイク以降が意外に盛り上がらないので、あきないようにオートパンをかけたり。あ、あれ? 5.→6.も1分以上のロングMixだ......。これ以降は'03辺りのメロディアスなサイケで構築。
 で、3拍子ときたら3連譜だろ!という単純な発想により7.をチョイス。曲そのものが2度のブレイクに挟まれた部分だけ3連譜という特殊な構成なので、普段は滅多にやらないカットイン(ぶっ込み)で1stブレイクから繋いでいる。しかも3連譜部分だけやたらBPMが速く、全体的にBPMを上げている今回のMixだとなんとハードコア並みのBPM160に達してしまったため、そこだけBPMを落としたりして調整してます。8.は持続を狙って少々派手且つアゲ過ぎない曲をチョイス。少し長めにとってあり充分持続になってるのでいい感じ。9.は最近流行りのギター系サイケ、ここからラストに向けて盛り上げ開始。サビへ向かうドラムロールでまたまたパン振ってます。ちなみにこの曲だけアナログで他は全部CD。
 10.はbeatmania IIDXの曲を。今回の要となる曲で、全てはこの曲を使うために構成したと言っていい。さすがに2分で繋ぐのは私には無理なのでサントラとゲーム音で少しリファインしたけど...あまりに隙が無くていじるのにかなり苦労しました...。少しゴアっぽさのある10.を受けて11.をチョイス。'02以前のリリースなので少し前の曲だけど、終焉へと向かうエネルギーが凄いので〆にはぴったり! アウトロがほとんど無く終わり方も巧く出来てるので労せずキレイに終われました。アゲっぱなしだけど今回はそれを狙ってるのでok。
 では今回の反省。初めてのジャンルという事で繋ぐのに精一杯で全くエフェクトを使えなかった。少々反則気味だけど後から更にミキサーでエフェクトかけてます。また、BEMANI曲を活かしたかったのでこちらにBPMを合わせたため他の曲はかなりBPMを上げている事...まぁこれは仕方ないと言えば仕方ないけど。普通の曲が大体136BPM〜144BPMくらいなのに対し、開始の1.が145BPM・ラスト手前の10.が152BPMなのでかなり速いです。そしてこれと連動して予想よりだいぶ短いMixになってしまった事。まさか60分に届かないとは思わなかった。それから、1曲丸ごと使ってロングMixというのが多い気がする...これも短くなってしまった原因の1つかも。でも良かった事もあって、古めの曲と新しい曲の差による違和感を無くすためにイコライジングで調整しまくったのは結構上手くいったように思います。それにしても、サイケのMixがこんなに難しいとは思わなかったけど、初めてのジャンルのMixに挑戦する事はとても勉強になると実感しました。次回は...やっぱりアレかな? ('05.04.30)




Tight Nype
Mixed by Ilice, Cat#:EUROHEAD_i004


01.So Real / DJ Harmony
02.Sirocco / Executive Outcomes 
03.Diving Money / Quadra 
04.Let Them Know / DJ Ham →review 
05.Down with Offensive / Paul Elstak vs. Dione 
06.Don't Be Afraid / Scott Brown 
07.Party Like Us / DJ Neophyte VS Evil Activities 
08.Breake Of Down (Scott Brown Mix) / Bang! 
09.Ready? / Duncun Oatham 
10.24-7 (Original Mix) / Eclipse 
11.I'm Feeling (Scott Brown & Evil Mix) / LIA 
12.Hardcore 2004 / DJ Ham →review 
13.Come On (sy & Unknown Remix) / Plus System 
14.Serious Hardcore / Ham & Brisk →review 
15.Why You Need / DJ Shimamura 

 ë f aに続き、あくまでイベント用に焦点を絞り完成させたMIX CD第二弾…その名も「Tight Nype」(タイトネイプ)。今回何気に凝ったのはジャケット、DVDトールケースを使ってみた。CDとは違う作りでかなり手こずった。この辺で性能の良いラベルソフト「ラベルマイティ」の恩恵を受けてる。また今回からレタッチに使う「Photishop」を新しいバージョンにしたので作風が少し変わったと思う。ライナーノーツ等中身も相当凝った作りにしてある。まぁ、ぶっちゃけ紙とかこだわればいいだけの話でもあるので凝った作りの程原価が増えるのだ…。
 MIXの方はハードコアを主点においた選曲をした。今回はCD物は一曲03だけで二枚使いなどもせずにシンプルなロングMIXをやってみた。どこで曲変わったんだろうとか見ていただけると嬉しい。数曲最初から最後まで尺を取って使っているのもあるのであくまでフロアを意識した。それでも2.3箇所しょっぱいMIXもあったのも今後の課題だろう。選曲に関してもNext Generationがどーんと五曲も入ったのでそっちに固まったのもある意味失敗。私がNext Generation大好きなので仕方ないと言えば仕方がない。その分その辺の絡みはしっかり仕上がっているので注目していただきたい。展開的にはドラムンベースから入りニュースタイルガバを経てトランスコアとハッピーハードコアで選曲した。01〜04がドラムンベースのゾーン、'95年から始まり少しづつ年代を新しくしていった。ディープなものから始まるが、一気にアッパーになる03はIIDXマニアならずともオススメ!ここからだんだんハードな展開になってくる。次に05〜07がニュースタイルガバ、コアなサウンドで当方も手持ち少ないがその中でもメジャーどころを絞りいれた。かなり音の展開が似ているので継ぎの妙を楽しんでいただきたい。そして、08〜15がトランスコアとハッピーハードコアとなっている。このセクションは初めて聞く方も考慮にいれ、特にメジャー所でまとめてみた。その中でも09はらしいトランスコア、13は基本に忠実なハッピーハードコアなのでジャンル固執する方は参考にして頂きたい。11だけ日本語曲。LIAのハードコアデビュー曲なので、IIDXREDのHORIZONと比べても面白いと思う。14、15はTIDYネタで締めた。少し継ぎがしょっぱいが私の趣味全開なので許していただきたい。
 ハードコアでCDまで作ったのは実は初めてだがマジで面白いサウンドだ!!速さの中に哀愁サウンドの疾走感は正にツボ、MIX自体の難度も少し低めに感じた。もっともベースラインが重いためビートがずれると悲惨な音になる…やはり甘さの中には恐ろしい切れ味のあるジャンルだ。是非またやりたいと思う!!




ë f a -euro Plus-
Mixed by DJ Ilice, Cat#:EUROHEAD_i003


01. RED ZONE / Tatsh & NAOKI
02. B4U / NAOKI
03. SHOW NO MERCY! / BLACK METAL feat. LADY LUST
04. DOOM DOOM DOOM DOOM / GENER 8
05. TAKE ON ME / ANGELA
06. S.O.S. (THE TIGER TOOK MY FAMILY) / DR.JEKYLL
07. CANDY / 小坂りゆ
08. KI.SE.KI. / Be For You
09. I WANNA DANCE / DOMINO
10. ROMEO & JULIET / LOLITA
11. JEALOUSY / VIRGINELLE
12. YESTERDAY / CHERRY
13. SAVE ME / LESLIE PARRISH
14. HEARTBEAT / NATHALIE
15. SPEEDY CAT / Y & CO
16. BOOM BOOM FIRE / D.ESSEX
17. OVER & OVER / MR.GROOVE
18. CAR OF YOUR DREAMS / DAVE & NUAGE
19. BLAME / good-cool 
20. LAST MESSAGE / good-cool 

 少し前まで良く聞かれたのは「音ゲーの曲はクラブで通用するか?」という事。答えは単純音ゲーに限らず使えるものは使えるという事。イベントでも実は何回か使ったこともある。今回はユーロビートにスポットを当てIIDXと実際リリースの曲を完全にシンクロさせてみた。ëfaというのは私が初めて参加させていただいたイベントの名前である。イベントスタッフが音合わせしている時、音楽コードの「E」とFの根音の「ファ」がごっちゃになり「イーファ」と読んだのが由来である。そこでタイトルを普通につけるのでは芸がないという事でロシア文字「ë」にした。実際だと「ィヨーフャ」になってしまうのだが当て字という事にした。まぁ曙の刺青も「YOKOZUNA」(よこずな)で許されてしまう時代なので良しとしていただきたい。今回のMIX自体はCDJ中心に時にはPCとつなげミキサーテク中心で アレンジしてある。感想から述べてしまうと当時これくらいの技術があったら、今で言うアナログ派とCD派でのばかばかしい論争と疎外感など起こり得ない気がした。自分でも当時を懐かしみつつ新たな発見もあり実に楽しく出来た。さて、見てみると10年以上前の曲も平気で入っているしIIDXを知る人なら誰でもニヤリとする最新曲も入れてみた。日本語歌詞の曲も途中入っている。私自身あまりJ-POPは使わないのだが、使えといわれればなんでも使う。現場でリクエストされたら好き嫌いをいっている場合ではない。その他には過去だとNOVA氏がトランスの締めにJ-POPを使ったあたりで感銘を受けたのもある。そして、今回重要な所として元々NON-STOPのMIXをMIXの中に組み入れた。場所で言うと05.0619.20。コアなIIDXファンならどのCDアルバムかも特定できてしまうだろう。実際的には数曲をマクロ的に見てつなげばよい。本場ではMIXCDさえも自分のMIXのように使うDJも多々いるのだ。
 MIXに辺り曲を軽くリファインしたのが08.15.20。08はトーン調整して渋めに聞こえるようにした。元々キンキン声なのでどうにもショボかったがいくらかマシになったと思う。モーニング娘と同じで下手なソロは見苦しいという例。せめてサウンドが古いのだから、当時のグループアイドルよろしくコーラスで勝負して欲しかった。もしくは本メインをきめ後は裏方など…いくら頑張ってリファインしても、それでもR3嬢には不評だ…無念。15.20はバランス調整で若干曲が長くなっているだけ。かえって「どこ変えたんだ?」くらいのほうがしてやったりかも…。今回大失敗は18。どうしても入れたい曲だったにも関わらず音質ショボイのは入っているSEB145がCCCDであったため。借りてきて呆れた。普通に聞く分はまぁいいがこういう風に繊細にMIXしていると終わる時ある。つなげてみて聞いてみてどうも浮いてしまった。これならIIDXREDのを元に作り直すべきであった…。
 全体的に見ると01〜04はユーログルーヴゾーン。ジャケに車を持ってきたようにカーレースの前半の一番の激しさを出してみた。01は人気こそあれMIXだとこういう使い方しか出来なかった。入りが確かにカッコいいのでそこだけ頂いた。05〜08はネタ的なゾーン。この辺で速いBPMを中盤以降のユーロビートになじむようにしている。継ぎでビートマッチ感じさせないようにしているのでユーロとトランスなどをMIXしたい人は参考にして頂きたい。09〜15辺りは実践的MIX。REMIX織り交ぜ7つの鍵盤でしか聞いたことがなくても楽しめるように構成した。パラパラ対応だったりもする。ゲーム「パラパラパラダイス」など密かに中古屋で買って自宅で人こそ知れず楽しんでも良い。16〜19は男性ヴォーカルで固めた。誰でも知ってる曲からちとマニアックなのまで相性だけで選曲した。20はIIDX全体で見ても私がもっとも好きなユーロビート。タイトルからして締めにはもってこい。総じて見てユーロビートの超有名曲が多くなった。もともとのコンセプトがIIDXを足がかりとした新しい世界を提供したかったということなのでご理解頂きたい。
 最後に、ここのところユーロビートは遠ざかってこそいたがやっぱり嫌いになれないサウンドだ。自分の原点であるので立ち返れた感じがする。ユーロビート自体もそろそろまた盛り返してもいい時期なのでたまには見ていくべきサウンドだろう。




10KH D2
Mixed by R3, Cat#:EUROHEAD_r002

    Artist          Title
 1. Robert Miles    Children (Dream Version) →review
 2. Fragma          Toca Me (Club Mix)
                    Toca's Miracle (Club Mix) →review
 3. I-Ching         The Forgotten Dream (50% Orion Groove Project Remix)→review
 4. Kayestone       Atmosphere (Kayestone Re-Con Extended Edit) →review
 5. Dutch Force     Deadline (Durango 95 Lifeline Mix) →review
 6. Rank 1          Breathing [Airwave] (Push's Vocal Mix) →review
 7. Red             Heaven & Earth (Original Mix) →review
 8. Mauro Picotto   Iguana (Claxixx Mix) →review
 9. Barthezz        On The Move (Barthezz Rocks The Club Mix) →review
10. Voodoo & Serano Blood Is Pumpin' (Club mix) →review
11. Beam & Yanou    The Free Fall (Cyrus Remix) →review
12. Talla 2XLC      World In My Eyes (Marc La Cluz UK Club Mix) →review
13. Ian Van Dahl    Castles In The Sky (Perfect Sphere Remix) →review
14. Chicane         Saltwater (Tomski vs. Disco Citizens Remix) →review
15. Safri Duo       Played-A-Live [The Bongo Song] (Spanish Fly Remix) →review

 Ilice氏から遅れる事ウンヶ月、10,000Hitどころではなく15,000Hit記念状態になってしまったけど(大汗)やっと“10KH D2”が仕上がりました! “10KH D1”と同じコンセプトなのでジャケも同じ作りで、当然使える曲も10,000Hitまでにレビューした曲を基にしてます。が! Ilice氏以上に私のレビューはトランスが多くしかもメロディアスな哀愁モノに偏っていたので選曲が激辛! 更に自分に「試聴を作った曲は使わない」という課題を出してたのでかなり難航したけど、それでも何とか流れを構築してみました。では、解説...というか私なりの感想を。
 1.、私のレビューはカバーの方だったけど敢えて懐かしのオリジナルをチョイス。そこからまたもや懐かしの2.に繋ぎ、更にある意味2枚使いでVo.を入れてみた。1.→2.は一度やってみたかった繋ぎなので、それなりに上手くいって満足。
 3.は濃過ぎない曲としてチョイス。ここからいきなり加速した感もあるけど繋ぎはいい感じ。4.は硬めの音としてチョイス。元々だいぶ速い曲をBPM落として使ってるのでちょっと間延びしかけてる...しかもEditなので展開が忙しく繋ぐのが難しかった。5.は場面転換としてチョイス。低音が厚くて迫力! でも繋ぎは強引だった...。これ以降はちょっと怪しげゾーンに。
 5.を受けて6.も低音の厚い怪しいMixが欲しかったので2003盤に差し替え。ブレイクで救われるけどブレイク明けはやっぱり怪しい。ラストあたりがちょっとアガり過ぎた。7.は更に怪しいズンドコチューン! ここでメロディアスな流れを切って一旦仕切り直し。
 ここからはややハードなゾーン。8.パンピンなMixをチョイス。イコライザいじって遊んでみたり。9.ほとんどMixCDでは使われないMixを敢えてチョイス。繋ぎをちょっと工夫してみたけど上手くいってるかは...。10.9.の盛り上がりに便乗するように繋いでみた。タイミングは良いけど9.が物足りなく感じるかも。11.12.への布石の意味でジャーマンなMixをチョイス。
 12.は今回のメイン。これだけは試聴とかぶってるけど、どうしてもフルで使いたかった。13.は持続を狙ってチョイス。14.への緩衝材としての意味も。12.→13.の繋ぎがかなり上手くいったのでお気に入り。14.はバレアリックで少し落ち着きを。ラスト15.は涼しげなトライバルでチルを狙ってみた。
 今回の心残り。最初から最後までBPMを変えずに繋いでしまったけど、本当は14.15.のBPMを落としたかった。特に15.は本来かなりまったりした曲なので、チルの効果が半減してしまってとても残念。でもCDの制限時間オーバーが怖くて結局そのままにしました。あと、どこが山場なのかよく分からないMixになってしまったのも反省。満遍なくいつもうっすら盛り上がってる感じで、緩急が上手く付けられませんでした。それから前回の -Prototype- の反省から繋ぎ方を変えてみたりエフェクトも使ってみたりしましたが、その分ムラが出てしまったような気が。入力レベルの調整はまずまずだと思います。う〜ん、まだまだ要精進! ('04.11.26)




R3's Mix -Prototype-
Mixed by R3, Cat#:EUROHEAD_r001promo

    Artist             Title                                         Time
 1. Holden & Thompson  Nothing (Original)                            00:00〜
 2. Twisted Playboys   Angel Dust (Flatline's Nosh Off Mix)          06:13〜
 3. Trancefeld         Schwarze Schraube (Ohrsten Nors 80-2000 Mix)  09:35〜
 4. Rouge              Dohan Girls (Original Mix)                    16:27〜
 5. Paulina Rubio      Don't Say Goodbye (Flatline Mix)              20:54〜
 6. Bedrock            Heaven Scent (Pob's Seismix)                  25:28〜
 7. Barraka            Song To The Siren (Max Graham Club Mix)       30:15〜
 8. Mekka              Diamondback (Original Mix)                    34:51〜
 9. Praha pre. Xian    Pachinko (Original Mix)                       38:50〜
10. Max Graham         Tell You (Original)                           43:35〜
11. Tiesto             Traffic (Original Mix)                        50:10〜
12. Paul Oakenfold     Hypnotised (Kowalski 12" Mix)                 53:47〜
13. Junk Project       Composure (Solar Stone Remix)                 58:19〜
14. Lost Tribe         Gamemaster (Matt Darey 2003 Remix)          1:02:39〜
15. Andy Hunter        Go (Antillas Remix Edit)                    1:05:43〜

 今回はなんと!ワタクシR3初のMixを公開! 実はこれは、とある内輪企画の試作品で、私が出したいカラーと使いたい曲...つまりほぼ私の好きな曲だけをMixしたもの。なので本来は公開するもんじゃないんですが、旬の曲が多いのと、やっぱりお初なので記念に、という事で、公開に踏み切りました。ちなみに制作は去年の12月。解説は難しいので、私なりの感想として読んでいただければ幸いです。
 1. Tiesto Ferry Corsten がプレイして話題になった曲。イントロのパン振りがイイのでどうしても1曲目にもってきたかった。Vo.モノを最初にもってくるのは勇気が要った(笑)けど、ある意味掴みはOK?欲張ってちょっと長く取り過ぎたので間延びしてしまった...。
 2. 音響的なエフェクトが神秘的なズンドコチューン。ブレイクから入れた事で場面転換が効果的に出来たように思う。
 3. 持続にと入れたミニマルちっくなプログレ。どうにも切りどころが難しく、だらだらと長くなってしまった。少しずつ変化する音は面白いが、コレ系苦手な人は眠くなるかも...。某naj氏には「とても女の人のとは思えない渋い選曲」と言われた...。
 4. gekkoからのデロデロなプログレ。最初の盛り上がりに。あまり変化がない曲なので短めにした。
 5. パーカスメインのシャカシャカVo.モノ。持続...のつもりだったけど持続になってないような...。
 6. プログレの名曲で、山場の9.に向けて盛り上げ開始。
 7. 低音が効いてるので程良く盛り上がりを持続。繋ぎが上手くいったと思う。ブレイク後が10.とよく似た展開なのでこちらをカット。
 8. 一時期海外産コンピに収録されまくったディープなトランス。繋ぎが7.のVo.に上手く重ねられたと思う。
 9. プログレの山場に強烈なこの曲を。Ilice氏の“10KH D1”とは違う繋ぎがしたくて長めに8.に絡ませてみたのだが、Ilice氏には「ちとツライ...」と言われてしまった...。
 10. 存在感が大きい9.に負けないようにインパクトのあるVo.モノ。ちょっと濃かったかも...。
 11. メロディアスな流れを一度断ち切りたくて選んだテックトランス。ヘコみそうでヘコまないところがイイ感じ。
 12. 11.と繋いでくれと言わんばかりにピッタリな曲。テック系の後なのでVo.の美しさが際立つ。エンコードの影響を一番受けて悲惨な音に...(泣)
 13. 持続を狙って、派手過ぎず地味過ぎずな曲をチョイス。繋ぎをもうちょっとキレイにしたかった...。
 14. 今回の目玉(笑)派手過ぎてバランスが崩れてしまった、悔恨の選曲。せめて繋ぎをもう少しアッサリめにしてたらまだマシだったかも知れないが、集中力切れて、と言うか半ばヤケクソ...。
 15. どうしても最後に持って来たかった曲。Editなのでラストが上手くまとまってるので...手抜きしました。自分では上手く終われないんです...。
 最後に反省点を。◇繋ぎ方がワンパターン。イコライザしか使ってない。もちろんミスも。◇ミキサーのエフェクトを使ってない。まだそこまで手が回らない...。◇曲ごとの入力レベルが合ってない。基本だけどそこまで気が回らなかった。◇選曲が偏ってる。古い曲と有名曲が多い。曲順も考え抜いた割にはまとまりがない。◇アゲっぱなしで終わってしまった。...と、挙げだしたらキリがないです。少しでも次回に活かせるように要練習! ('04.05.16)




10KH D1
Mixed by Ilice, Cat#:EUROHEAD_i002

01.Vektor / Noosphere →review
02.The Orange Theme (Man With No Name Remix) / CYGNUS X →review
03.Pachinko (Original mix) / Praha Presents Xine →review
04.White / THE Colours EP 2 →review
05.Orange / THE Colours EP 2 →review
06.The Music Is Moving (Tony de Vit Remix) / Fargetta →review
07.Such A Good Feelin (Barely Legal Remix) / Miss Behavin →review
08.Emotion / Lee Pasch →review
09.Flowtation 2002 (ORIGINAL2002 REMIX) / Vincent De Moor →review
10.Herat & Mind / FIRE & ICE →review
11.Far From In Love (Airbase Remix Mix) / Above & Beyond →review
12.Sunset On Ibiza (Above & Beyond Mix) / Three Drives →review
13.Glass Garden (Original Mix) / Sonorous →review
14.Nagasaki Badger (Chicane Remix) / Disco Citizens →review
15.Galaxia (Original Mix) / Moonman →review

 遂に当サイトも10,000HITを突破した!今回のこちら“10KH D1”は当然それの記念のつもりで作ってみた。こちらは私Iliceが10000HITまでにレビューした曲を基にして、別MIXや追随曲を選んでMIXしてみた。無論“10KH D1”はあくまで半分のMIXCD、当然“10KH D2”があり、併せて一つの名称があるのだが“10KH D2”は現在鋭意製作中なので許していただきたい。ジャケも表は当サイトの壁紙をアレンジし裏は私の作ったTOP絵で作った。いまいちまとまりの無いデザインだが、当サイト自体10000HITを突破しても全然まとまってないのでコレはコレでいい気がする…。
 実は今回初の試みとしてシーケンスソフトを使ってMIXしていたのだが、思いのほか早く突破してしまったのでやっぱり普通にMIXすることになってしまった…。テーマとして前半は荒削りにやりたいようにやり後半は丁寧に継いで形にしてみた。前半はレビューの曲の関連曲を絡めて新鮮さを出した。ある意味このサイトを隅々まで見てくれた方には知ってる曲ばかりではつまらないと考えるだろうし、私のレビュー…なんだかんだでトランス多くて選曲しづらかったのもある…。後半はレビューの反応が良かった曲を中心にトランスの選曲とした。色々言っても10000HITに至るにおいてトランスは共に歩んだ戦友みたいなもので外したくなかった。では制作のポイントとMIXを解説させていただこう。
 まず1.2.3はゴアトランス系で入りをとった。最近のスタイルではハードハウスとゴアを上手く重ねるのが好きなのだが、結構タイミング難しい。ココは無難に継ぎに徹した。4.5.6.7.8はTIDYの音を連続でいれてハードな展開でいった。やはりレビュー見回すとTIDY贔屓は否定できないし、それに最近はメインにまずtidy twoの曲持ってくるのでど〜んと5曲入れました。尚、4.5はColous EPの続編からチョイス。6はレビューしたものの元名義、別MIXを収録した。7.8とハードトランスの選曲、特に8は強烈だ。
 後半選曲迷ったのだが…ここは11をピークに据え、9.10は聞きやすいインストのトランスを選曲、12は同アーティストのMIXをいれ持続を演出した。こうすることにより11のブレイクのヴォーカルが染み渡るようなアクセントになった。そして13.14はチル系のトランス。最後はVSレビューしたGalaxiaで締めてみた。
 詳しいことはどの曲もレビュー済みの曲なので参考にしていただけると嬉しい限りである。尤も昔に書いたのは少しこっぱずかしい気もする…昔の成長の記録と思っていただければ更に嬉しい限りだ。




Artemis
Mixed by Ilice, Cat#:EUROHEAD_i001

01.Baddest Mutha (Original Mix) / Lisa Pin-Up →review
02.Fullmatrix (Fastflooremix) / Jez&Charlie →review
03.Who Is Elvis? (OD404Mix) / Phenomania
04.Tell Me [toy boy](Shark Boy Remix) / Mr.Bishi →review
05.Kick It (Original Mix) / BEATNIQZ
06.Da Muzic / Giant TOMO
07.Come On Storong (Hyperlogic Remix) / Signum feat.Scott Mac →review
08.I Need [your loving] (Lee Pasch Remix) / Mr.Bishi →review
09.Play (Original Mix) / Stimulator →review
10.Proceed [it's calling] (Vocalmix) / Ronald van Gelderen
11.Sea Of Blue (Quake Mix) / Technation →review
12.Clear Blue Water (Original Mix) / Oceanlab feat.Justine Suissa →review
13.Gloria (Extended Mix) / Lovechild →review
14.Gate To Heaven (Main Mix) / Jupiter Prime
15.Eugina (Tiesto Remix) / Salt Tank

 今回ようやくEURO-HEAD名義のMIXを形にしてみた。その名も「ARTEMIS」(アルテミス)!私Iliceが選曲、MIX、デザイン、作成をして、R3嬢には写真を提供していただいた。もっとも私の方で一気にイメージが固まったため私一人で形にしたかったからだ。提供してもらった写真も私のイメージどうりのものを寄せてくれ、不覚にも正直試作段階で震えが来てしまった。(ちょっと自画自賛…;)
 アルテミスの由来は当然ギリシャ神話から、月と狩猟の女神にして処女神として知られている。無論神話だと数々の設定があるのだが、前述のとおりの設定を考えた時にこう浮んできたのだ…クラブミュージックは夜に使うのが当然だし、クラウドは虜にせねばならない。且つEURO-HEAD名義で出す処女作と考えていたら、ぴったりタイトルは降りてきた。ならやるからにはクラブでの展開を重視したMIXを作っていこう、という具合にくればイメージが固まると選曲も降りてきた。ハードハウス→ワープハウス→ハードトランス→トランスと定番の展開なのだがアンダーグラウンドにあまり固執せず、ミーハーなのも程よく混ぜ、当サイトの常連さんをクラウドに捉え、あざといまでに狙う選曲も2.3入れてみた。では制作のポイントとMIXを解説させていただこう。
 ターンテーブルとCDJを使ったシンプルながらも実践的なところを出してみた。全体として2.3ショボい継ぎも出たのは正直否めない。その辺はミックスダウンの後少し修正してみた。
 1、2はラップを取り入れたハードハウスで開始した。1はそんなに派手な音ではなくあくまで入りを意識、でも2にいく際はタイミングで派手な音をぶち込んだ。その代わり2は早めに引き上げ3、4、5で最初の山を作っていくのに気合を入れた。4は最近のリリースであり音が派手、それを引き出すのに3、5は2000年の曲のなかでも名作と呼ばれるのをいわれているのを入れた。根性でビートも長めにあわせてかなり気合の入ったMIXを堪能していただけるとこちらとしても嬉しい。
 6はハッピーな曲を飛び道具として選曲した。かのParatone総帥にして最強の日本人トランスDJの一人TOMOの曲を使わせていただいた。beatmaniaCLUBMixのCDからの出展だがロングミックスで余すとこなく入っており、どう考えても全beatmaniaシリーズのなかで最強の曲だろう。入りからして違和感を覚えてくれればこちらの術中にはまってくれたと思う。次の7、8、9、10と続くハードトランスのセクションで違和感だけ忘れ気持ちよさだけ残ってくれるように持っていかせたいからだ。7はレビュー済み、8は4の裏面で同名の曲のネタもの、9ではCDを一枚焼いて二枚使いでJETをやった。自分ではテクを見せて自慢したかったが、8→9の継ぎが少しショボかったので引責も含むのですが…。
 10はハードトランスからトランスセクションの切り替えとしてセレクトした。ミーハー且つ歌入りなので歌物も持ってき易い願ったり叶ったりの一曲、次はヴォーカル無しと二枚使いも試したい所だ。11はハードなビートだが上物が“らしく”トランスしているので切り替え出来たのを実感していただけるだろう。12はキレイ系ミーハーサウンドの代表曲、重く突き抜けるブレイクが映えるので後半の山の演出に一役かってくれた。13、14でテンション持続させつつも少しづつチルアウトに持っていく選曲をした。最近の曲が続いたので少し古めの曲を持ってきておとなし目にしつつも重い音運びを目指してみた。ラストの15に求めたのは締めの説得力。継ぎも少し長めにフェードを取り違和感なく流せるように調整してみた。全体的に長めにとり後半は若干のリバーブをミキサーから加えて浮揚感を出した。余談だが作成して最後になぜか針飛びをしてすごく焦った!面白いので残しておいたが消した方がよかったのかもしれない…。
 さて自己採点するなら…「80点」としたい。2.3の失敗もそうなのだが、現在あるMIXCDの企画が上がっており企画の段階からしてそれを超えてない節もあるからだ。自分でもまだまだ高みを目指したいし、発表しても然る出来ではあったと思うので「80点」と付けさせていただいた。
追記…初版はデータ紛失のため現在は第二版「2005 Edition」になっています。



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